開催あいさつ
新山 敏 斑尾ジャズ実行委員長 あいさつ
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幾多の困難を乗越え斑尾ジャズが戻ってきた。巡り来る夏の到来と共に、高原にジャズが甦る。36年目の斑尾ジャズはジャズだけを切り売りするのではなく、ジャズがある斑尾高原を楽しんでいただく、そんな企画で発展してきた。多くのジャズメッセンジャーの来斑でふるさとの山も嬉しさを隠せない。高原の山や森がきらきら輝く瞬間(とき)である。
遙々この高原に戻って来た人々は、気儘なスタイルでジャズを、緑なす高原を愉しめば、この地まで来た甲斐があるというものである。感動するステージに拍手と喝采を上げればよい。熱演にふと胸が熱くなる、そんな瞬間があればよい。
そしてこの地を訪れた演奏家や観客の人々は今や斑尾のアセットとなった斑尾ジャズの歴史にその名を刻む事になる。次代に継承され、伝説は続く。
この1,000年風土の豊穣の地にジャズを与え下さった神様に感謝しよう。
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新山 敏 斑尾ジャズ実行委員長
司会 バードマン幸田さん あいさつ
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「第16回斑尾ジャズ」の開催、心よりお慶び申し上げます。
社会人バンドの祭典としては他の追随を許さない日本一の規模と歴史を誇ります。
スタート時から参加させて頂き、
今回またまた皆様とお目にかかれてとても光栄です。
コロナの影響を受けて再開を断念したジャズ祭が少なくない中、
運営に関わる皆々様のご奮闘に敬意を表します。
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バードマン幸田(元ジャズスポット「J」店主(1978〜2020))
音楽顧問 福井ともみさん あいさつ
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2024年斑尾ジャズ第16回目の開催を、おめでとうございます。
冬はスキーゲレンデが真夏にはジャズステージでの音楽が響き渡り、夏の風物詩化となりました。
1980年代日本の3大ジャズフェスティバルといえば、ライブアンダーザスカイ、マウントフジ、
そして斑尾ジャズフェスティバルでした。
ハービーハンコックからマッコイタイナー、スパイロジャイロまで世界の素晴らしいミュージシャンが
熱狂のステージを残してくれました。
日本に生演奏ジャズを上陸させてくれた時代でした。
40年以上経ちコロナ時代も挟み現在もセミプロ中心の斑尾ジャズの再開催できる事に嬉しく思います。
野外での大きなステージを経験できることは自己の成長にもつながります!
今年もお客様に届く音魂を放ち思い切り楽しんでください。
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ジャズピアニスト 福井ともみ